シャドーイングの効果

シャドーイングがリスニングに与える効果を知りたいです

毎日英語を聞いて話すけど,アメリカ人の英語が分からない

私が学生だった頃,知人のボーイフレンドはヨーロッパの某国出身の方で,彼らの会話は英語でした.「彼氏と英語で話していたら自然と英語ができるようになるのかなあ.すごいなあ.」と思っていました.

 

そして現在,私は配偶者(以降,Aさんとします)と英語で会話をして生活しています.私はAさんの英語は聞き取れるし,自分の言いたいことを英語で話しています.ここで「聞き取れる」というのは,Aさんの言ったことをほぼ100パーセント,単語単位で繰り返せるということです.

しかし問題は,私が分かるのがAさんの英語だけである,という点です.Aさんはネイティブスピーカーではないので,省エネ英語(リエゾンの多い話し方)を話すことはありません.私にとってはAさんの英語とアメリカ人の話す英語には,教材英語と生英語くらいの大きな違いがあります.そのため,アメリカ人と私が話していて私が理解できないと,Aさんがアメリカ人の英語をAさんの英語で通訳する,という意味不明なことになります.シャドーイングのレベルを段々上げて行って,いつかはAさんの通訳なしで普通に話ができるようになりたいです.

シャドーイング5週目

今週は,先週に引き続き一級のリスニング問題を使っています.Part 2のOperation Gunnersideのシャドーイングがやりづらいので,これをできるだけコピーしてみたいと思います.

 

4月になって借りた本の1冊目はUpon the head of the goatという本で,Newbery Honorを受賞しています.時は1940年代,ハンガリーで暮らしていた著者がゲットーに連れていかれ,その後強制収容所に行く,という自伝です.オーディオブックの聞こえ方について変わりはないように感じています.

 

時折,60-second scienceの昔のものを聴いてみるのですが,くっきり聞けていません.聞き取れた単語を頭の中で繋げると内容が分かる(拾い聞き)レベルで,全体をまるっと聞き取れたという感覚にはなっていません.

英語が聞き取れないのに仕事はしなければいけないという状況にあるため,拾い聞き+推測の繰り返しをすることが多いです.この状況から脱出できる人はたくさんいらっしゃるのだと思いますが,残念ながら私はこの状況に嵌ってしまっています.シャドーイングは3か月目と6か月目に効果を見てみようと思います.

シャドーイング4週目

先週は準一級のリスニング問題を使ってみました.週の途中でシャドーイングが出来上がった感じだったので,今週は一級を試してみます.Part 2の that have been とか that are causingみたいな一息で話す部分が聞き取れなかったので重点的に練習しています.1日15分を3回続けていて,現在4週目ですが,リスニングに特別な変化はありません.

 

シャドーイング以外の英語では,Boxcar childrenシリーズの本とAnne Tylerの本を聞いています.通常の仕事はすべて英語で,仕事相手に日本語が分かる人はいません.

 

日々の暮らしにおいて,毎日一度は「聞き取れなかった.駄目だなあ」と思う場面があります.先日も病院から検査の手順について電話がかかってきました.リスニングテストのナレーターみたいな綺麗な英語を話してくれたのですが,滔々と切れ目なくお話をされて,理解処理がだんだん追い付かなくなってしまい(もちろん聞き取れない言葉も多い)in writingで送ってもらうことにしました.その後,病院から非常に長いメッセージが届き,これは聞き取るのは無理だったなと思いました.一緒に電話を聞いてくれた人に,こんなに長く話されて理解が追い付くものなのか聞いてみたところ「I can follow her.」と言われて,自分のリスニング力ではまったく駄目だなと再認識しました.

英語をきちんと聞き取らないといけない場面というと,以下の状況が思い浮かびます.シャドーイングで少しでもリスニング力が改善して,こういった状況に備えられるようにしたいです.

  • 健康: 病院や医師と話す.健康保険で問題がおきた場合に交渉する.
  • 税金: IRSと話す.CPAと相談する.
  • 移民: 弁護士と話す.
  • 住宅: 家を買う一連の手続き.家をリノベーションするときのやりとり.
  • 警察: 交通事故にあうとか,何らかの犯罪に巻き込まれたとき.
  • 仕事: 電話会議で自分しか知らないことを質問されたとき.

 

シャドーイング3週目

らいおんチャンネルをYouTubeで観たところ,英検の素材でシャドーイングをすることが勧められていました

 

1週目:英検2級の会話

2週目:英検準1級のモノローグ

3週目:英検準1級の会話+モノローグ

をシャドーイングしています.一日朝昼晩の3回で一回にかける時間は15分程度です

冠詞と前置詞が聞き取れていないことを毎回痛感します

素材の長さは全部で3分(回答時間の空白があるので実際のところは2分半くらい)です

 

 

これまでやってきたこと

シャドーイング前の状況をここにまとめておきます

多読多聴が良いと勧められているので,Covid19の影響で自宅にいる時間が増えたのを機会に,在宅勤務になってから1000万語くらい児童書などを読んで聞いてみましたが,聞き取れないところはそのまま聞き取れずにいるため,行き詰まりを感じています

ディクテーションを試してみたところ,冠詞と前置詞が聞き取れずにいることが分かりました.そのため,聞き取った言葉が頭の中で意味不明になるのだと思います

シャドーイングをやってみて冠詞とか前置詞とか細かいところがくっきり聞き取れるようにならないかな,と思っています

現状では,簡単なオーディオブックならどうにか聞き取れるのだけれど,なんとなくもやっとぼんやりしているように感じています

ドラマやシットコムは英語字幕がないと観られないですし,電話の英語はさっぱりです

 

 

はじめに

読んだら分かるような簡単な英語の文章も聞くとさっぱり分かりません

そんな状況を少しでも打破しようとオーディオブックを聞いたり発音練習の本を試したりしてきました

リスニング力が少しは改善したように思うのだけどくっきり聞こえるようにはなっていません

シャドーイングがいいといろいろなところで言われているのを見て自分もやってみようかなと思いました

シャドーイングの教材内容,時間,その効果について記録していこうと思います